2015年度同志社スポーツユニオン祝勝会開催
1月30日、本年度活躍された学生、OB・OGを讃えると共に、日頃お世話下さっている監督・コーチの労に感謝を捧げる為、今年も京都ホテルオークラで開催されました。
友好大学の立命館スポーツフェロー、関西大学体育OB会、関西学院大学体育会同窓クラブ、甲南摂津会の役員の方々をはじめ、張富士夫トヨタ自動車㈱名誉会長、千玄室裏千家今日庵前家元大宗匠、井上礼之校友会会長にもお越し頂き、大谷實総長・水谷誠理事長・村田晃嗣大学長ほか多数の大学関係者、体育会各部学生および監督・コーチ、OB・OG会長、OB・OG、校友会等大学卒業生組織、学内諸学校関係者、報道関係者など800名を越える方々が一堂に会し、戦績優秀団体、優秀者に栄誉が讃えられました。
開会に先立ち、同志社大学神学部教授・前神学部長の原誠先生より、聖書より「学生たちは常に雄々しく、恐れることなく、狼狽えることなく、与えられた機会を十分に生かし、その技にまい進し、それぞれの成績を得る事ができました。神様、あなたは見放すことなく、見捨てることなく、ひとりひとりを支えて下さいました。心から感謝いたします」とご祈祷下さいました。
中村公紀副理事長の司会のもと、最初に豊原洋治同志社スポーツユニオン会長の「この祝勝会の目的は、2015年度最も活躍され、さらには優秀な団体、個人、監督、コーチをお祝いし、同時に大学関係者、体育部部長先生、監督、コーチの皆様の労を労うのが第一の目的でございます。今日は皆様と共に忌憚のないお話をしていただきながら歓談を頂ければと思っております」との主催者挨拶で祝勝会が始まりました。
大谷實総長の来賓祝辞では、「4年生の皆さんは無事卒業されて、同志社スポーツの精神であります『3F/Fair play、Friendship、Fighting Spirit』の精神を十分体得されて、卒業後は良心教育の成果を存分に発揮されて一国の良人として大活躍されますことを、心からお祈りいたしております」と述べられました。
続いて村田晃嗣学長より、「今年はオリンピックの年で世界中の人たちが釘付けになるであろうと思われます。同志社の選手の皆様の活躍も大いに期待したい。今年はアメリカの大統領選挙もあります。学生の皆さんにはオリンピックに見入って手に汗握ってスポーツをお応援すると同時に、オリンピック並みに面白い今年の大統領選挙のような社会情勢にも関心を持って勉学を深めていただきたい。
この3年間ラグビーの試合や野球の応援に行かせて頂いて、またさまざまな体育会の催しに呼んで頂いて多くのアスリートやアスリートの卵の方々にお目にかかれる機会を得ました。私がアスリートの皆さんを励ます以上に若い選手の皆さんから励まされ、成長を促されたような気が致します。心からお礼を申し上げたい」との祝辞がありました。
続いて、トヨタ自動車株式会社名誉会長、公益財団法人日本体育協会会長 張富士夫様より、60年前の学生時代、東京から同志社大学へ剣道で2週間遠征に来られた時のエピソードを聞かせて頂き、同志社のスポーツユニオンが現役、卒業生、学校、校友とこれほどまで結束しているのは素晴らしいとお褒めの言葉も頂戴しました。
続いて、裏千家今日庵前家元、ユネスコ親善大使、財団法人日本オリンピック委員会名誉委員、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問、同志社スポーツユニオン顧問会議議長の千玄室大宗匠(馬術部OB)より「100周年を迎える馬術部が27年ぶりに全日本学生、関西学生とあらゆる大会に於いて優秀な選手が出てくれましたので胸を張って出て参りました。自分の生涯を馬と共に、お茶と共に終わらして頂きたい」と馬術部の優勝を喜んでおられました。
続いて全同志社校友32万人の代表といたしまして、同志社校友会会長でダイキン工業株式会社取締役会長兼グローバルグループ代表執行委員 井上礼之様より「経済界、実業界でもっと人数の多い会はあるが、こんな活気あふれる会があるのだと驚きました。純真培養された理論ではない雰囲気を醸し出している。これこそスポーツのお蔭、同志社のお蔭ではないかと感激に耽っております。校友会は1885年創設以来、47都道府県・48支部、海外は16ヶ国・26支部擁しております。その底辺を4万人も呈するスポーツユニオンの多くの会員の方々に支えていただいているお蔭で何とか活動させていただいている」とご来賓のご挨拶を締めていただきました。
続いて全同志社校友32万人の代表といたしまして、同志社校友会会長でダイキン工業株式会社取締役会長兼グローバルグループ代表執行委員 井上礼之様より「経済界、実業界でもっと人数の多い会はあるが、こんな活気あふれる会があるのだと驚きました。純真培養された理論ではない雰囲気を醸し出している。これこそスポーツのお蔭、同志社のお蔭ではないかと感激に耽っております。校友会は1885年創設以来、47都道府県・48支部、海外は16ヶ国・26支部擁しております。その底辺を4万人も呈するスポーツユニオンの多くの会員の方々に支えていただいているお蔭で何とか活動させていただいている」とご来賓のご挨拶を締めていただきました。
続いてご来賓、報道関係者のご紹介の後、宇野原貴夫監督会幹事長の進行で本年度の優秀団体・優秀個人の表彰・記念品授与が行われました。
本年は優秀団体賞として15団体、優秀個人賞として24名、優秀監督賞として17名が壇上で表彰され、団体賞は馬術部・品川皇王君、個人賞はラグビー部・松井千士君、卓球部・政本ひかりさん、監督賞は軟式野球部・塚本幸雄氏が代表としてプレンゼンテ―ターの豊原会長より記念品が授与されました。
また昨年より新設されました新人賞には16名が選ばれ、アーチェリー部・小笠原奨悟君、カヌー部・宍戸美華さんが代表として表彰され、会場からは大きな拍手で祝福されました。
また、應援團チアリーダー部とスポーツアトム編集局には特別賞が授与され、各々吉崎みなみさん、杉本大君が代表として授与されました。
引き続き藤原卓也理事長から、特別顕彰者5名、叙勲・褒章等受賞者2名の方々の功績の紹介と、表彰が行われ、それぞれの栄誉が讃えられました。
続いて、沖田行司同志社大学体育会長から「現役の学生も合わせて、我々は、頑張るぞ!同志社は、頑張るぞ!日本は、頑張るぞ!」という「乾杯、三唱!」のご発声で、宴に入りました。
総勢800名を越える熱気で場内は盛り上がる中、各部の活躍を振り返る、同志社スポーツアトムの編集による『2015年度同志社スポーツ・フラッシュニュース』が改めて映し出され、会場は更に盛り上がりました。
続いて北村光雄名誉会長より表彰者に対し、誇るべき伝統と歴史の同志社を繋いでくれたことに対しまして「おめでとう」と「ありがとう」の言葉が贈られました。
また学生達には、「誇りの栄光と歴史を持っていると言う大きな宝を持っているということに自覚して欲しい。同志社はいい大学です。お互いに学んだこと、学ぶことに誇りを持ってがんばりましょう」と激励の言葉を贈られました。
続いて、100年の歴史を持つ高野連の会長に八田前学長が就任されたことのご報告があり、「高野連の歴代会長にはこれまで、東大、早稲田、慶応の出身者でありましたが、第7代会長として同志社卒初の会長として就任されましたことに誇りを持ちましょう」とお祝いの言葉を述べられました。
次期体育会委員長の辻井智紀君(ラグビー部)より今年のスローガン「姿勢」が発表され、オリンピックに出場される選手はもちろんの事、各クラブの大いなる活躍を約束してくれました。
祝宴の最後にあたり、應援團、チアリーダー部の演舞演奏で場内を盛り上げてくれました。
第108代應援團楠一登團長のリードのもと一同カレッジソングの斉唱、同志社チア-で2016年の同志社スポーツの活躍を祈念しました。
最後に大日常男副会長・OBOG会長会議議長からのご挨拶では、壇上に上がった諸君以外にも支えてくれた部員達、監督・コーチ、大学の部長先生、本日のこの会に華を添えて頂きました来賓の方々へ大きな拍手が送られ、また豊原会長へも感謝の拍手を捧げられました。
またマスコミ各社には、「明日の朝刊には同志社の未来を感じた祝勝会であったと大きな見出しを」とお願いされ、会はお開きとなりました。
同志社スポーツユニオン編集局
写真:同志社スポーツアトム編集局