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2022年12月27日

【フィギュアスケート部】全日本選手権で友野一希OBが3位、世界選手権代表選出/驚異の二刀流 森口澄士選手

第91回全日本フィギュアスケート選手権が12月21日~25日に大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで行われました。

本大会での当部部員およびOBの活躍をご紹介いたします。

 

【友野一希OBが悲願の脱・代打屋成る!】

10回目の全日本選手権挑戦で初めて自力で世界選手権(2023年3月埼玉スーパーアリーナで開催)の出場権を勝ち取る!

友野OBの事ですが、本当に長い間、不断の努力で着実に一歩ずつ実力を高めていき、見事にチャンスを掴んでくれました。

ショートプログラム冒頭の4回転トゥループでの転倒から始まるという苦しいスタートでしたが、気持ち切らすことなくその後は自身の出来る限りのベストを尽くし、何とか4位で踏ん張れたのが後で振り返ってみると大きかったのではないかと思います。

そして、勝負のフリースケーティングですが、こちらは冒頭の四回転トゥループと3回転トゥループのジャンプコンビネーションを見事に決めて幸先の良いスタートを切ったと思った矢先、次の単独の4回転トゥループが2回転になってしまう痛恨のミス、更にその次の4回転サルコウが1/4回転の不足で着氷が乱れ、このままズルズルと圏外に去ってしまうのかという不安が高まってしまいました。

ところがどっこい、ここから驚異の粘りでトリプルアクセル2本を含む全ての要素で加点を得られる素晴らしい出来栄えで乗り切り、フリーだけの順位では4位だったものの、総合順位では一つ上がり念願の銅メダルを引き寄せました。

スピンもオールレベル4ですし、もうお馴染みになったコレオシークエンスの盛り上がりは会場全体を巻き込む熱気が現地で観ていると鳥肌が立ってくるほどのものでした。

努力の成果が実り本当にめでたい事です。

今後は世界選手権が終わるまで怪我無く、代打を送られない様にコンディショニングに留意してもらいたいものです。

(全日本3位の選手ですが、どこかスポンサーになって頂ける企業さんはいらっしゃいませんでしょうか…。)

在学当時のもの(同志社スポーツアトム編集局撮影)

 

【驚異の二刀流選手現る!】

日本ではペア・スケーティング(男女が組んでジャンプやスピン、リフトなどと行う競技)はリンク事情も厳しく中々普及できなかったのですが、当部からペアに本格的に挑戦する選手が台頭してきました。

商学部3回生の森口澄士さんの事ですが、宇治に出来た木下アカデミー京都アイスアリーナでの恵まれた練習環境の下、約1年前に中学生の村上遥奈選手とカップルを組みペア競技に取り組み始めました。

そんな彼らがめきめきと上達し、何と今回の全日本選手権でペア競技とシングル競技の両方に出場(出場するだけでも滅茶苦茶大変です)、それぞれに好成績をあげました。

ペア競技では2組のみのエントリーでしたが、もう1組の最強カップル(直近の世界大会で優勝)が不幸な出来事(空港便のロストバゲッジ)で棄権したため、1組だけの出場となってしまい順位よりも演技内容が注目されましたが、堂々のノーミス演技で優勝に彩を添えました。

さらに男子シングル競技はペア競技と同じ日の数時間後に行われる日程でスタミナが懸念されまいしたが、そんな不安を全く感じさせないこれまた素晴らしいノーミス演技で、4回転ジャンプを構成に入れていないにもかかわらず7位という好成績となりました。

全てのジャンプ要素が高く幅があり、とてもクリアで安心感のある演技でした。

光栄な事に世界ジュニア選手権(2023年3月 カナダ・カルガリー)のペア競技の代表に選ばれ、いよいよ本格的に世界へ羽ばたく時が来た矢先なのですが、ジュニアとシニアの年齢規定のため、次は3年後でないとジュニア競技にもシニア競技にも出場できないという試練がいきなりやってきます。

彼らは3年度に備えて活動を継続すると表明していますので、焦らずじっくりと競技力を磨き、来るべき日に備えて欲しいと思うばかりです。

メジャーリーグの大谷翔平選手のように二刀流で一流になるのは様々な障害があって簡単な事ではありませんが、今後日本をしょって立つ選手となる事を期待してやみません。

以上、色々と実り多き全日本選手権でしたが、もちろん実力を発揮できなかったり悔しい思いをした部員の事も忘れてはなりません。

良いも悪いもひっくるめて、貴重な経験を次に向けての糧にしてもらいたいと思います。

頑張れ!同志社フィギュアスケーティングチーム!

 

                     フィギュアスケート部監督 宮崎克俊

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