TOP >
トピックス >
【ヨット部】第22回オックスフォード大学ヨット部との国際交流について
2026年3月18日
【ヨット部】第22回オックスフォード大学ヨット部との国際交流について
同志社大学体育会ヨット部は、英国の名門大学である University of Oxford ヨット部との国際交流を長年にわたり継続しています。本交流は1989年に始まり、2026年の遠征で第22回を迎えました。第23回は2027年3月、日本開催を予定しています。
◆交流の始まり
この交流の起点は1988年にさかのぼります。当時、オックスフォード大学ヨット部は「ワールドツアー」と呼ばれる海外大学との交流企画を立案し、世界各国の有力大学とのヨット交流戦を模索していました。
日本では本学ヨット部が大学ヨット界において前人未到の全日本学生ヨット選手権総合4連覇を達成しており、日本の代表校としてオックスフォード大学から交流の招待を受けることとなりました。
約1年の準備期間を経て、1989年、同志社大学ヨット部は単独の大学ヨット部として史上初となる海外遠征を実施しました。遠征メンバーは10名。オックスフォード大学ヨット部の学生宅に一人ずつホームステイし、約10日間寝食を共にしながら交流を深めました。
この滞在では、英国の歴史や文化に触れるとともに、英国式ヨットレースの戦術やスポーツ文化を学ぶ貴重な機会となりました。その後、この交流は現在まで継続され、両大学の学生にとって重要な国際交流の機会となっています。
◆オックスフォード大学について
Oxford大学は世界で最も古い大学の一つであり、長年にわたり学術的卓越性で高い評価を得ています。特定の分野に特化するのではなく、幅広い学問分野を提供する総合大学です。
同大学の特徴的な制度がカレッジ制です。オックスフォードは36のカレッジ、3つのソサエティ、4つの常設私立ホールから構成され、それぞれが自治的なコミュニティとして運営されています。カレッジは学生の住居や食事、生活面・学習面のサポートを担い、大学本部は教育・試験・学術制度の全体を統括しています。
◆オックスフォード大学ヨットクラブ
Oxford University Yacht Club は1884年に創設された伝統ある学生クラブで、大型ヨットと小型ヨットセーリングの双方を活動の柱としています。レクリエーションから競技レベルまで幅広い活動を展開し、英国大学ヨット界でも高い評価を受けています。
同クラブのチームは女子および混合のチームレース全英大会で常に高いレベルで競い合っており、年間を通じて競技会へ参加しています。また、ライバル校である ケンブリッジ大学 との伝統的な対抗戦も毎年開催されています。
学期中は毎週末セーリング活動を行い、オックスフォードでのトレーニングや他大学主催の大会への遠征に参加しています。主な練習拠点はオックスフォード市内から車で約15分の場所にある Farmoor Reservoir(ファームア貯水池) で、設備の整ったクラブハウスや更衣施設が備えられています。
チームレースでは主に「Firefly(ファイアフライ)」と呼ばれる2人乗りディンギーを使用します。この艇は小回りが利き、戦術性の高いチームレースに適した艇種として英国の大学ヨット界で広く用いられています。
◆2026年英国遠征
2026年3月8日から16日にかけて、本学ヨット部員7名が英国を訪問し、オックスフォード大学ヨット部との交流およびレースに参加しました。現地ではセーリングを通じた競技交流に加え、学生同士の交流や文化体験などを通して、国際理解を深める貴重な機会となりました。
本交流は学生主体で継続されてきた歴史ある国際交流であり、ヨット部にとって重要な伝統行事の一つとなっています。今後も両大学の友情と交流を深めながら、次世代の学生へと受け継がれていくことが期待されています。
ヨット部 監査役 水上真吾