【フィギュアスケート部】全日本選手権直前展望　オリンピック代表が決まる全日本選手権、当部選手に注目!!

いよいよ2025年12月18日(木)～12月21日(日)の日程で場所は東京都渋谷区/国立代々木競技場第一体育館において第94回全日本フィギュアスケート選手権大会が開催されます。

本大会はミラノ・コルティナオリンピック2026の最終選考会であり、本大会後に代表選手(男子3枠/女子3枠/ペア2枠/アイスダンス団体戦のみ1枠)が発表されます。他にも世界選手権や四大陸選手権等の代表も決まります。

去る12月12日、当部OBでペアで出場の森口澄士選手（2024年商卒）が、全日本選手権を東京会場で応援される予定の同志社大学小原克博学長を表敬訪問しました。（写真:新島襄の写真の下中央左：森口選手、右：小原学長）

森口澄士選手は北京で9月に行なわれましたオリンピック最終予選で3位の成績をおさめることができ、日本にオリンピックペア2枠目を自ら獲得し、オリンピック出場に大きく前進しています。

＜男子シングル＞……3名出場

・友野　一希　(2021年スポ健卒)

・中村　俊介（商2）

・森本　涼雅（商1）

＜女子シングル＞……2名出場

・吉田　陽菜（ＧＲ2）

・清水　咲衣（スポ健2）

＜ペア＞……3名出場

・長岡柚奈/森口　澄士（2024年商卒）組

・籠谷　歩未（2023年商卒）/本田ルーカス剛史（スポ健）組

＜アイスダンス＞……1名出場

・吉田唄菜/森田　真沙也（商4）組

ペアの森口澄士OBとアイスダンスの森田真沙也は国際大会でのミニマムポイント保持の関係で怪我等なければ何らかの代表選出に絡むのはほぼ間違いないと思われますが、シングル競技は枠内に入る為に全身全霊をかけて臨む大一番となります。

友野OBは4年前そして8年前には悔しい思いをした選考会ですが、彼のスケート人生の集大成としてこの一戦に賭ける意気込みは並々ならぬものと思われます。

そのエネルギーを普段通りの演技に繋がる様に冷静にコントロールしてもらいたいものです。

中村俊介と吉田陽菜は今シーズンは国際大会等で中々実力通りの成績が出せないことが続いていますが、ここまで来たら起死回生の一発に期待します。

清水咲衣と初出場の森本涼雅および籠谷/本田組もこのピリピリした空気を経験して、この中でどれだけベストを尽くして上位に食い込めるかをチャレンジすることが貴重な経験になることでしょう。

いずれにしても出場者全員が自分を信じて悔いのない演技ができるように応援します。

当部にとって1968年のグルノーブル大会出場の岡本（旧姓：石田）治子先輩以来の五輪選手の輩出に夢を馳せ、4年に一度の熱き戦いを楽しみたいと思います。

当部は今回出場選手において、ミラノ・コルティナオリンピック出場の可能性も非常に高く、大会の模様は中継で地上波放送やライブ配信（ＦＯＤ配信）されますので

応援のほどよろしくお願いします。

同志社大学体育会フィギュアスケート部

監督宮﨑克俊

OBOG会　会長　谷口直樹