佐野修弘最高顧問 旭日双光章受章祝賀会開催
2月26日、京都ホテルオークラで、昨秋、旭日双光章を受章された佐野修弘同志社スポーツユニオン最高顧問を祝う会が開催されました。
大谷實総長、水谷誠理事長、藤澤義彦副学長はじめ大学関係者、校友会、樹徳会、同志社スポーツユニオン、体育会各部OB・OG会長、体育会同期会(不断会)、柔道部後援会、ご家族・ご親族の皆様ら150名あまりの方々が出席されました。
司会は毎日放送の西村麻子アナウンサー(陸上競技部OG)が務められました。
佐野最高顧問は1980年から22年の長きに亘って北村光雄同志社スポーツユニオン会長のもと同理事長を務められ、2002年からの6年間は同会長として尽力されました。そして2008年には同最高顧問に就任され、北村名誉会長とともに同志社スポーツユニオンの活動を見守っておられます。
中学から柔道部でご活躍、大きな選手に勝つため「不撓不屈の精神」でひたすら練習、精進され、団体戦の先鋒を務められました。指導者としても熱心な指導と人望に定評がおありで、柔道部監督、京都府学生柔道連盟会長を2期4年間歴任、現在は関西学生柔道連盟会長を務めておられます。1997年には講道館柔道で7段になっておられます。
水谷理事長によるご祈祷に始まり、北村名誉会長の開会の辞の後、濱直樹最高顧問からは経歴の紹介がありました。大谷総長、小嶋淳司校友会副会長からは佐野最高顧問のお人柄を表す温かいご祝辞がありました。その後、同志社スポーツユニオンの北村名誉会長と豊原洋治会長、藤原卓也理事長から、永年の同志社スポーツユニオンへのご貢献への感謝をこめた顕彰として特別に誂えられた大きな感謝状が授与されました。
そして、同志社スポーツユニオン顧問の河合香苗様(フェンシング部OG)と同常任顧問の榎堀広美様(射撃部OG)、3人のお孫さんからの花束贈呈の後、佐野最高顧問がお礼の挨拶をされました
「本日は休日で色々とご予定のある中で、私の為に学校法人同志社、スポーツユニオン、応援団、校友会、樹徳会、政法会、グリークラブ、不断会、柔道部の皆様はじめ多くの敬愛するご歴々の皆様にご臨席賜りお祝い頂く事は私にとってこの上ない慶びであり、心から感謝とお礼を申し上げます。
父の進めで物心がついた小学5年から柔道を始め熱心な先生に恵まれ、中高大と柔道一筋に歩んで参りました。私達の時代には体重別制度はなく、大きい者も小さい者も一緒に練習をし、戦いました。私も一番小柄で必死に人の2倍3倍も練習に励み、不撓不屈の精神を身につける事が出来ました。
又、同志社で学ばせて頂き、良心教育と知育徳育体育と三位一体の人間形成に努めて参りました。そしてスポーツユニオンを通じて素晴らしい先輩や仲間に恵まれ、心豊かな人生を歩ませて頂いて居ります。
そうした事からこれからは少しでも柔道界の為に、母校の為にお役に立ちたいと思いお世話をさせて頂いて居りましたら、昨年11月10日宮殿春秋の間で天皇陛下より勲章と『ご苦労様でした これからも体に気をつけ頑張って下さい』とお言葉を頂戴しました。
これからはその名に恥じない様、世の為人の為に少しでもお役に立ちたいと存じます。
発起人としてこの会をお世話頂きました北村名誉会長様はじめ、関係者の皆さんに感謝申し上げると共に同志社のさらなる発展とご参会の皆様のご多幸をお祈り致しましてお礼のご挨拶とさせて頂きます」と叙勲者謝辞を述べられました。
その後、元同志社大学長で現在公益財団法人日本高等学校野球連盟会長の八田英二様の乾杯で、祝宴に入りました。
佐野最高顧問の温厚なお人柄にふさわしい和やかな宴でした。宴の途中で、石川健次郎柔道部前部長、不断会のお仲間の宮田安朗同志社スポーツユニオン相談役のお二人が佐野最高顧問の功績を讃えられました。
会の終盤、應援團吹奏楽部・チアリーダー部による演奏・演舞の後、稲田秀一應援團OB・OG会名誉会長の指揮のもと出席者全員でカレッジソングを斉唱し、力強く同志社チアーを唱和し、佐野最高顧問の受章を祝い、今後ますますのご活躍を願いました。
最後に甲斐信二柔道部後援会会長からお礼の辞が述べられ、全員で乾杯してお開きとなりました。
発起人代表 同志社スポーツユニオン名誉会長 北村 光雄
発 起 人 同志社スポーツユニオン会長 豊原 洋治
同志社スポーツユニオン最高顧問 濱 直樹
同志社スポーツユニオン理 事 長 藤原 卓也
同志社大学柔道部後援会長(OB・OG会) 甲斐 信二同志社スポーツユニオン編集局