【ボードセイリング部】2016年度全日本学生選手権大学対抗戦(インカレ団体戦) 4年ぶり優勝!
於:2017年3月4日~6日(和歌山セーリングセンター)
2017年3月4~6日、全日本学生ボードセイリング選手権大学対抗戦(インカレ団体戦)が和歌山セーリングセンターにて行われました。
同志社大学は強風下での戦力は他大学と比べると日本一には及ばず、優勝候補ではありませんでした。中風域なら上位に絡める自信はありました。
各大学から5名がメンバーに選ばれ、3名が出場できるこの大会では大森上総(経済4)・西上実彩子(同女4)、宮崎貴大(経済2)が微中風域を得意とし家次祐至(法4)・木山俊英(生命3)が強風域でのメンバー構成でした。
毎年強風が吹くインカレ団体戦ですが、今年は見事に大会期間中(三日間) 微中風域のみでの7レースとなりました。
初日3レースを終え明治大学に次いで7ポイント差で同志社大学、3位以降京都大学・関東学院大学と強豪校が続きました。
二日目の第4レース、大森・西上・宮崎が3位、5位、6位と計14ポイントにまとめ一気に明治大学を逆転し、勢いに乗りました。
6レースを消化して迎えた最終日、風がなかなか上がらずこのままノーレースで優勝決定かと思いきや、制限時間いっぱいでレース開始のホーンが鳴り暫定1位のプレッシャーからか大森・西上・宮崎ともポイントをまとめることができず、かたや追う立場の明治大学は3人ともトップ集団でフィニッシュ。
同志社メンバーは逆転優勝されたかのような落ち込みようでしたが、二日目のリードを活かしきり、なんとか7ポイント差で全国優勝を成し遂げました。過去5度全国制覇の同志社にとって4年ぶり6度目の優勝カップ奪還です。
主将宮崎にとっては来年に向けて最高のすべり出しとなり、4年大森・家次・西上にとっては学生最後に自らに花束を送る、涙ながらの大会となりました。
寄稿:同志社大学体育会ボードセイリング部OB 奥田順一