本年度活躍した同志社アスリートたちへ
同志社大学学生支援センター所長
上田 雅弘
1月28日に同志社スポーツユニオン祝勝会が開催され、本年度も優秀団体賞15部と優秀個人賞39人、そして新人賞24名が、さまざまな競技部門で同志社アスリートとして活躍し表彰されました。スポーツユニオンのご尽力で、祝勝会の会場には同志社スポーツを支援するおよそ700名の関係者が一堂に会する盛会となりました。表彰されたみなさんをはじめ、学生たちが大学スポーツを通じて「知・徳・体」を実践できるよう、環境の整備を図るとともに、不断の努力を支えるシステム作りに尽力しなければならないという熱気を感じるパワーあふれる場でした。
また本年度開催されたリオオリンピック関連では、フェンシングの太田雄貴選手が悲願の金メダルを狙いましたが残念ながら敗退し、現役引退の意向を表明しました。東京オリンピックの招致にも活躍した太田選手には、今後も日本のスポーツ、そして同志社スポーツの旗手として、後進の育成とスポーツの発展に貢献していただければ幸いです。
アーチェリーの林勇気選手は団体で準々決勝まで進みましたが、個人戦では思うように力が発揮できず、次期の大会に思いを繋げました。セーリングの伊勢田愛選手はメダルレース進出こそならなかったものの、累積ポイントを上げ次回に期待を寄せるところです。
大健闘した7人制ラグビーのバックアップメンバーとして同行した現役学生の松井千士選手は、出場は叶わなかったもののその素質は誰もが認めるところであり、やはり次回大会に出場し活躍が期待される逸材です。
さらにパラリンピックにはアーチェリーの上山友裕選手が出場を果たしました。前哨戦となるランキングラウンドでは4位の好成績で本戦に挑んだものの、惜しくも準々決勝敗退となりました。
4年後の東京オリンピック・パラリンピックには、リオに勝る多くの同志社アスリートたちが活躍することを心から祈念するとともに、現役学生のスポーツ支援に微力ながら努めたいとあらためて思うところです。
(同志社大学商学部教授)