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2016年12月28日

【フィギュアスケート部】全日本選手権結果

女子

木原 万莉子(スポ健1)

西日本選手権優勝、ユニバーシアード選考会で代表決定と順調に目標をクリアしてきて、満を持して臨んだ全日本選手権であった。
しかし、この大会の独特の雰囲気の中で緊張してしまったのか、ショートプログラム冒頭で予定していた3T+3T(ジャンプコンビネーション)で回りきれず、単独ジャンプとなり大きく減点された。
急遽、続く単独ジャンプの予定だった3Loに2Tを繋げてリカバリーしたものの大きな加点は得られず、スピンでもレベルの取りこぼしがあり得点は伸びず、23位と本来の実力からは考えられない順位となった。
巻き返しを図ったフリースケーティングであったが、3番目の要素3Lo+2T(ジャンプコンビネーション)で回りきって着氷した後にバランスを崩して転倒、そこから勢いがなくなり最大3回まで実施可能であるジャンプコンビネーションを2回しか入れることができず、予定していた得点を積み重ねることができなかった。
スピンやステップシークエンスでもレベルの取りこぼしがあったが、演技構成点(10点満点)の方は流石に6点後半~7点台まで獲得し、特に「音楽の解釈」での評価は上位の選手と遜色のないものであった。

総合17位という順位は大変厳しいものであるが、自らが勝ち取ったユニバーシアードの舞台で納得のいく演技をして、来るべき平昌五輪シーズンに備えてほしいものである。

男子

時國 隼輔(商1)

今回が全日本選手権初出場であったが、怖いもの知らずの状態だったのかショートプログラムは会心の演技で18位であった。
フリースケーティングでも、この勢いでと期待したが4分30秒の長さでスタミナも要求される中、ところどころでジャンプの回転不足があり、全体に出来栄えの評価で加点も得ることができず、総合順位を22位に落としてしまった。
年明けに行われる全日インカレでは、各要素の質を高めて加点が有られるように仕上げてもらいたい。

笹原 景一朗(商2)

3年連続の全日本選手権出場であるが、昨年はフリースケーティングに進出できず、その悔しい思いを晴らすべく臨んだショートプログラムであった。
しかし緊張のためか、本来加点を得られるはずの得意のエッジジャンプで細かなエラーがあり、逆に減点されてしまい得点が伸びず21位となった。
フリースケーティングでも、スピードに乗りきれず得意のエッジジャンプをなかなか決めることができなかったために総合23位に終わった。
が、今シーズンから取り組んでいる大技の3A(トリプル・アクセル)に挑戦、転倒したものの回転はしっかりと認定されており次回以降に新たな希望が芽生えた。

全日インカレでは、音楽と調和しながらスピードを落とさず滑りきってほしい。

フィギュアスケート部監督 宮崎克俊

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