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2016年10月24日

【軟式野球部】西日本大会へ向けて

第7戦で勝ち越しホームランを放ち出迎えられる羽田(商2)

主将 白城 敦史

我が軟式野球部は関西六大学学生軟式野球「秋季リーグ戦」にて、昨年に続き優勝を果たし西日本大会への切符を掴みました。

春季リーグ戦では、昨年王者というプレッシャーの中、自分たちの力を発揮しきれず、また宿敵立命館大学には連敗を喫し、悔しい思いをしました。そのため、この秋季リーグ戦で立命館大学に雪辱を果たして優勝するため、夏休みに厳しい練習をつんできました。そして圧倒的な練習量を糧に大きな自信を持って臨みました。ただし、春季リーグのように自信が慢心や油断に結びつかないように、心構えも充分に備えるようにしました。

初戦の甲南大学との試合は春の同志社とは違う圧倒的な打撃力で勝利し、開幕4連勝と波に乗り、向かえた宿敵立命館大学との試合。何としても勝ちたいという思いが強すぎ、意識しすぎるあまりに、昨年王者の慢心ではなく今度は固さが出てしまい、自滅という形で秋季リーグ初黒星を喫してしまいました。しかし敗戦はしたものの、以前と異なり、それほどの力の差を感じませんでした。逆に手ごたえさえもつかみ、しっかりと同志社の野球ができれば、次の試合で立命館大学にはきっと勝てる、その結果、リーグ優勝ができると私は感じました。まさに自信から確信へと変わった瞬間でした。
その後は、チーム全体に対戦相手が誰かは関係なく、ただ自分たちの野球をしていこうと伝え、敗戦からの立て直しを図りました。以降、順調に白星を重ね、ついに最終戦立命館大学との優勝決定戦に臨みました。緊張はもちろんありましたが、3回生にとって最後のリーグ戦ということもあり、楽しみながらのびのびとプレーすることができ、4-0という完璧な内容で勝利し、悲願の優勝を成し遂げました。

決して私たちが他大学の選手よりも特段能力的に優れていたわけではありません。それでも優勝できたのは、私達が春の悔しさを糧に厳しい練習に取り組み、選手一人ひとりの「再び勝ちたい」という熱い・貪欲な気持ちがグラウンドとベンチの一体感を生み出したことが、優勝という結果につながったのだと確信しております。まさに「全員野球」であります。

11月6日より開催される兵庫県での西日本大会を迎えますが、昨年度はあと一歩のところで優勝を逃しましたので、昨年の忘れ物を取りにこれまで培ってきたものの集大成として、西日本制覇目指し取り組んでまいります。

何卒、引き続き私たちの熱き戦いに心からのご声援をよろしくお願いします。

第7戦で勝ち越しホームランを放ち出迎えられる羽田(商2)
第7戦で勝ち越しホームランを放ち出迎えられる羽田(商2)
第8戦で完封勝利の三輪(法2)
第8戦で完封勝利の三輪(法2)
好守を見せた内野陣。左から白城(経3)、松井(商1)
好守を見せた内野陣。左から白城(経3)、松井(商1)
蔵中(法3)
蔵中(法3)
石田(商3)
石田(商3)

写真提供:同志社スポーツアトム編集局

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