【ヨット部】ヨット部社会貢献活動ご報告
ヨット部は、今年から京都府にある母子生活支援施設にてボランティア活動を行っております。母子生活支援施設とは、母親と子どもが一緒に暮らす際に住居や支援を提供している施設です。
基本的な活動内容は、平日に施設に住んでいる子どもたちと共に遊びやゲームなどの交流を行うことで、子どもたちの学習や社会性を養うことを目的としています。特に小学生を対象としております。
この活動を行うに当たって初めに施設にてボランティア活動を行っていた他のサークルに混ぜていただき、学童さんたちとの交流を深め5月から同志社大学体育会ヨット部単独での活動を本格的に始めました。
私はボランティア活動を今までに一度も行ったことがなかったため、活動を始めるまでにきちんとした交流を行うことができるのか、学童さんたちのためになるのかなどの不安が多くありました。しかしながら職員さんや多くの部員、特に現幹部の内貴航路朗副将(社4)が積極的に活動に参加してくれたことなど、様々な支えがあったことで多くの活動を円滑に行うことができました。
8月には、ヨット試乗会を企画しました。施設から15人の学童さんたちと5人の職員さんを琵琶湖にある同志社体育会ヨット部の艇庫にお誘いしました。(写真)
風が強くヨットには試乗できませんでしたが、牛乳パックでミニヨットを工作したり、レスキューボートに乗ってもらい日常ではあまり感じることのできない体験をしてもらいました。
学童さんたちとの交流から子どもの無邪気さを学び、私たちの考え方を変えてくれるなど多くのものを得ることができました。また、私たち部員もこの活動を通じて、様々な人がヨット部の活動を支えてくれていると再実感することができました。
これからも施設との関係を続けていき、様々なものを吸収し部活動に還元できるよう精進いたします。
写真は試乗会での活動の様子になります。
学童さんたちとお話をしたり、ミニヨットを現役と一緒に作ったり、日常では体験することがあまりないボートに現役部員と学童さんたちで乗船している様子です。
施設で交流ある部員は名前で呼び合っていました。また、学童さんたちはかなり積極的であったため、初めて会う現役にも帰り際には友だちのように接している様子も伺えました。
記・写真:体育会ヨット部 社会貢献活動リーダー西山 怜(社3)