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2023年3月1日

同志社スポーツユニオン 青年幹事会ウインターミーティング開催

218日、キャンパスプラザ京都において、青年幹事会ウインターミーティングを開催しました。(主催:青年幹事会 新井委員長) 当日は同志社スポーツユニオン佐野理事長、青年幹事会メンバー参加のもと、ボート部監督 武田知也氏(1996年経卒)、同志社大学スポーツ支援課 河村秀明課長様をお迎えし、「同志社らしさって何?」をテーマに座談会形式でお話をうかがいました。

はじめに、ボート部武田監督からボート競技についてその歴史やルールなど、基本的なお話をうかがいました。かつてメキシコオリンピックに単独クルーで出場し、全日本選手権での連覇など圧倒的な強さを誇ったボート部ですが、長く低迷の時期が続き、監督就任時は課題山積の状態だったそうです。多くの反発がある中、様々な改革を進め、部員獲得にも努められた結果、2022年、花形種目である男子エイトで43年ぶりに大学選手権準優勝を果たすまでに部を立て直されました。その準優勝を決めた昨年の大学選手権の模様を武田監督の解説で視聴し、参加者一同、競技の魅力を体感しました。

次にスポーツ支援課 河村課長様のお話をうかがいました。河村様はボクシング部のご出身で(2000年文卒)、2007年から昨年度までボクシング部監督を務められ、現在もコーチとして部員を指導されています。部員一人ひとりに果たすべき役割があり、必要な能力を発揮できるよう、それぞれのフェーズに応じた指導を心がけられたそうです。またどのようなタイミングでどのような言葉を使うか、部員への声掛けには気を配り言葉を選ばれるなど、指導において大切にされたことを具体的にお聞かせいただきました。

その後、「同志社らしさ」や、「目指すべき同志社スポーツ」とは何か、についてご意見をお聞かせいただきました。同志社らしさの良い面と悪い面、自由で学生主体、これが同志社の良さだがそれは時として放任や帰属意識醸成の妨げにつながる場合がある、自主性と主体性の違いとは、など参加者を交えて様々な視点で意見交換が行われました。

今回、青年幹事会として武田監督、河村課長様をお迎えし、現場での指導について具体的なお話をお聞きするとともに、武田監督からは「学生が自分で考えて成功体験を積み上げられるようお膳立てすることが監督の役割」、河村課長様からは「強いことだけが良いのではなく、課題を見つけていかに取り組んだかも重要」と、指導者としての信条もお聞かせいただき、参加者一同で共有する貴重な機会となりました。

青年幹事会は今後も各部の指導者からお話をうかがう機会を持ちたいと考えております。各部青年幹事の皆さまのご参加をお待ちしております。

 

記:同志社スポーツユニオン編集局

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