2022年度同志社スポーツユニオン総会・祝勝会開催
1月28日(土)、京都ホテルオークラにて、2022年度同志社スポーツユニオン総会、祝勝会を開催しました。
総会には体育会各部の監督、コーチをはじめ各部OB・OG会役員等、48部1団体総勢194名が出席し、各委員会や支部等から本年度の取り組みや次年度の計画について報告が行われるとともに、体育会各部の強化や学生支援について、活発な意見交換がなされました。また、「同志社スポーツユニオンビジョン2022」について、佐野聡伸ス同志社ポーツユニオン理事長より説明がありました。
総会の終わりには、体育会本部2023年度役員を代表して飯田要次郎委員長、同志社大學應援團 加田光第115代團長より挨拶があり、佐野修弘同志社スポーツユニオン最高顧問の挨拶で締めくくられました。
総会に続いて行われた祝勝会は、コロナ禍にあった昨年、一昨年は中止となっておりましたが、今年は参加者の安全に考慮しながら対策も万全に、規模を縮小し二部構成での開催となりました。参加者一同で、本年度活躍された学生、OB・OGを讃え、日頃お世話下さっている監督・コーチの労をねぎらいました。
祝勝会は本年度も、立命館スポーツフェロー、関西大学体育OB・OG会、関西学院大学体育会同窓倶楽部、甲南摂津会の役員の方々はじめ、八田英二総長・理事長、植木朝子大学長に加え、同志社スポーツユニオン顧問会議長 茶道裏千家第15代前家元 千玄室大宗匠ご出席のもと、多数の大学関係者、体育会各部学生および監督・コーチ、OB・OG会長、OB・OG、校友会等大学卒業生組織、学内諸学校関係者、報道関係者など500名を超える方々が一堂に会し、戦績優秀団体、優秀者の栄誉が讃えられました。
第一部表彰式の冒頭、同志社大学キリスト教文化センター所長 村上みか先生に、聖書朗読とご祈祷をいただきました。
続いて藤原卓也同志社スポーツユニオン会長の主催者挨拶で会がスタートし、
ご来賓を代表して、はじめに八田英二総長・理事長からご挨拶がありました。「選手、団体、監督のみなさまに心よりお喜びを申し上げる。スポーツである限り、勝利を目指すのは当然だがみなさんには仲間と支え合って周りに感謝し応援される人であってほしい。新島襄が謳った一国の良心としての活躍を期待する」とのお言葉をいただきました。
次に植木朝子学長からは「個人として厳しく鍛錬された仲間がこうして表彰を受ける、そのことに深く敬意を表する。同志との絆を忘れずさらに成長されることを期待する。」とのご祝辞をいただくとともに、歌人の千葉聡氏の『グラウンドを駆けるモーツァルト』の詩から「走り続けたその先の誰も見たことのない景色を見られますように」とのお言葉をいただきました。
続いて、同志社スポーツユニオン顧問会議長の茶道裏千家第15代前家元 千玄室大宗匠よりご挨拶がありました。千玄室大宗匠は「各部の活躍を讃えると共に受賞者にお祝い申し上げます。私は同志社で学び、知・徳・体の調和と実践を体得しました。大切にしている聖書の言葉に、“いと高きところには栄光 神にあれ、地には平和 御心に適う人にあれ”があります。スポーツは平和の象徴です。同志社に栄光あれと心から祈ります。」と述べられました。
来賓ご紹介の後、本年度優秀団体・優秀個人・新人の紹介と表彰・記念品授与が行われました。本年は優秀団体賞として12部、優秀個人賞として28名、新人賞として21名3団体、優秀監督賞として19名が表彰され、会場から大きな拍手が贈られました。
また、サッカー部、同志社スポーツアトム編集局、應援團チアリーダー部に特別賞が授与されました。
次に、本年度体育会本部役員15名を代表し、前川玲奈委員長に感謝状が贈呈されました。
続いて特別顕彰者6名の方々の功績の紹介と、表彰が行われ、それぞれの栄誉が讃えられました。
その後、世界で活躍するトップアスリートOB・OG 5名の紹介があり、それぞれ戦績が披露されました。5名を代表して東京2020オリンピックフェンシング競技男子エペ団体で同志社初の金メダリストとなった宇山賢氏に表彰状が贈られました。
宇山氏からは現役学生に対し、「同志社に受け継がれる 倜儻不羈(てきとうふき)という言葉、独立心旺盛で、責任を持って行動するというこの言葉を大切にしている。また、ありがとう、という感謝の言葉を常に述べるように心がけている。みなさんにはまず感謝の言葉を口にできるアスリートになってほしい。そうすれば周りに人が集まり、それが集団になり、力になっていく。手を取り合って高い目標を目指して頑張ってほしい。」と激励の言葉が述べられました。
締めくくりに、應援團、チアリーダー部の演舞演奏が会場をわかせてくれました。第115代 加田光團長のリードのもと一同カレッジソングを斉唱し、佐野理事長の閉会の言葉で第一部が終了しました。
第二部懇親会は中井雅夫同志社スポーツユニオン副会長の挨拶のあと、松岡敬同志社校友会会長の乾杯のご発声で、宴がスタートしました。コロナ禍の影響で学生の参加は見送られましたが、出席した各部OBOGからは3年ぶりの開催を喜ぶ声が聞かれました。
歓談中、空手道部を紹介する動画が映し出され、土山洋樹監督から競技ルールや見どころ、世界で活躍する選手の紹介がありました。また同志社スポーツアトム制作の動画も披露され、会場は大いに盛り上がりました。
祝宴の最後にあたり、稲田秀一應援團OBOG会名誉会長のリードのもと一同カレッジソングを斉唱、同志社チア-で2023年の同志社スポーツの活躍を祈念しました。
最後に小栗成男副会長・東海支部長からの、「本日の祝勝会に多数のご出席をいただきお礼申し上げます。同志社は素晴らしい。来年も、今年以上の同志社の活躍を期待しています。」との閉会の言葉で、会は締めくくられました。
記・写真:スポーツユニオン編集局