TOPICS
トピックス
2022年1月31日

【フィギュアスケート部】友野一希OB(2021年スポ健卒)、四大陸フィギュアスケート選手権初の銀メダル!

今年のISU四大陸フィギュアスケート選手権大会は、元々の開催予定国であった中国の辞退により、急遽エストニアのタリンで1月18日~23日に行われました。

欧州以外の四大陸の国々の大会なのに、欧州で開催されるという異例の大会となりました。
なお四大陸選手権は、国際スケート連盟の主催大会で世界選手権や欧州選手権と並ぶ最高峰の三大大会の一つです。

この重要な大会の日本代表選手として、当部OBの友野一希が出場しました。

年末の全日本選手権の結果により残念ながら北京五輪の代表は逃しましたが、全く燃え尽きることなく四大陸選手権に臨みました。

さて競技内容ですが、最初に行われたショートプログラムでは五輪選考の重圧から解き放たれたか為か、会心の出来で難度の高い4回転ジャンプや3回転半アクセルなども不安な要素が全く見えず、余裕を持った演技でした。「ニュー・シネマ・パラダイス」という、切ない物語の映画音楽を見事に演じ切りました。
本当に自信に満ちた完璧に近い演技で2位という優勝も狙える位置につけました。

続くフリースケーティングは、何とか変に順位を意識せずに臨んで欲しいと願っておりましたが、「ラ・ラ・ランド」の軽快で情緒的な音楽が彼にピッタリで。
ミスも何とか最小限に抑え、ショートの順位を落とすことなく2位をキープ、総合でも見事に銀メダルに輝きました。

また、得点の内訳ですが技術点は優勝したチャ・ジュンファン選手をショート・フリーとも上回っており、これも素晴らしい事です。

今後の活動については現時点で何も聞き及んでいませんが、一歩一歩着実に実力を高めてきた彼にとって、この四大陸選手権の高順位と演技内容は更なる高みに挑戦し続ける事を期待させる新たな一歩になったはずです。

彼が頑張り続ける限り応援し続けています。

今シーズンは一先ずお疲れ様でした!
これからも頑張れ!友野一希!

〔スコア〕
 ショートプログラム 97.10(自己ベスト更新)
 フリー       171.89(   〃   )
 合計        268.99(   〃   )

                               フィギュアスケート部監督 宮崎克俊

 

写真 在学当時のもの(同志社スポーツアトム提供)
WEBサポーターのご案内