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2021年11月30日

【フィギュアスケート部】フィギュアスケートグランプリシリーズロシア大会で 友野一希OB(セントラルスポーツ所属・2021スポ健卒)が3位

11/26、ロシア ソチで開催されたグランプリシリーズロシア大会男子ショートプログラムで友野OBが自己ベストを7点以上更新する95.81点をマークして首位に立ち初優勝を望める位置に立ちました。友野OBは「緊張して体の動きも悪かった。その中でこの点数を出せたことは大きな収穫」「可能性の見える自己ベストだった」と自信を深めたようでした。
11/27の男子フリーでは168.38点でフリー5位となり、合計264.19点で3位になりました。フリー、合計とも自己ベストをマークしましたが、残念ながら悲願のGPシリーズ初制覇はなりませんでした。友野OBは「表彰台に乗って悔しい気持ちがあることにびっくりしています」。でも「今大会で次のレベルに踏み出せた気がします」と語っています。

オリンピックシーズンの今季、1か月後の全日本選手権へ向け成長が見られる大会となりました。友野OBがますます活躍できるよう応援したいと思います。

(同志社スポーツユニオン編集局)

フィギュアスケート部宮崎監督から熱いコメント・応援メッセージをいただきました。

<宮崎監督からのコメント>
ISUグランプリシリーズ ロシア大会の活躍が話題になっていますが、ショートプログラムでは、「ようやく本来の実力を本番で出せるようになったか」という印象です。
一昔前ですと2種類の4回転ジャンプを跳べばそれだけでトップ選手という状況でしたが、現在ではこれらは最低条件であり、更に高難度ジャンプやスピン・ステップを音楽と一体化させて成功させる事が要求される時代に突入しています。
このようにハードルが上がっている状況下で、ロシア大会ショートプログラムでの出来は、日本のオリンピック代表選手争いに名乗りを上げるのに相応しい演技でありました。元々音楽を利用するスキルには定評がありましたが、技術面でも精度・安定感が増した演技でした。
しかしながら、フリースケーティングでは最終滑走者(ショートプログラムの順位の低い選手から成績の逆順で滑走順が決まるので、ショート1位の友野OBが最終滑走となった)独特の緊張感からか、ジャンプ要素の細かなミスが重なりショートとフリーの両方を揃えるのは次回以降への宿題となりました。
演技時間が4分間と長いフリーはスタミナの消耗もショートと比べて激しいものですが、最終要素のコレオグラフィック・シークエンスは圧巻の出来で彼の大きな武器であり、プログラム全体の文字通りのハイライトになっています。
ショートの好調を維持しつつ、フリーの精度を高めて、大一番の全日本選手権では自身のベストスコアの更新となる演技となる事を祈ります。

頑張れ!友野一希!

フィギュアスケート部監督 宮崎克俊

 

 

(在学当時のもの/同志社スポーツアトム編集局提供)

 

 

 

 

 

 

 

 

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