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2021年1月27日

2020年度祝勝会表彰者へのご祝辞

祝辞

同志社スポーツユニオン 「表彰クラブ・アスリート一覧」冊子寄稿文

本学の創立者新島襄は、「智識あり品行あり、自ら立ち自ら治るの人民、いわゆる一国の良心とも謂う可き人々」の育成を目指して、1875年(明治8年)に、同志社英学校を設立しました。単に学術技芸に優れているだけでなく、教育があり、品行があり、自己確立がなされている人物こそが一国を支える人物になりうると考えたのです。

そのような事に鑑みると、体育会に所属される学生の皆様は、日々の練習・活動を通じて同志社スポーツ精神である、Fair play、Friendship、Fighting spiritの3Fの精神を体得されてきたかと思います。今後も常に勝利を目指しながら努力されることで、先輩諸氏のような知・徳・体すべてが一体となった素晴らしい同志社人に成長されることを期待しています。

また、2020年度優秀監督をはじめ、日頃から選手を指導し、支えてくださっている関係者の皆様に改めて感謝申し上げるとともに深く敬意を表する次第です。

新型コロナウイルス感染症は、我々の生活に多大なる影響を及ぼしていますが、このような状況だからこそ、同志社スポーツ、スピリットで明るく希望に満ち溢れた社会となることを祈念しています。

学校法人同志社
総長・理事長 八田 英二

祝辞

平素は、本学の教育研究活動に深いご理解と温かいご協力を賜りまして、誠にありがとう存じます。豊原洋治会長をはじめ関係各位のご厚情、ご支援に対し、大学を代表いたしまして厚く御礼申し上げます。

例年、盛大に開催されておりました同志社スポーツユニオン祝勝会が、コロナ禍の影響により中止となりました。開催に向けて準備を進めておられた関係者のご無念はいかばかりかと胸が痛みます。一日も早く平穏が訪れ、次年度は再び盛大に開催されますことを願っております。

さて、今回、表彰対象となったクラブ、アスリートの皆様に心からお祝いを申し上げます。皆様のたゆまぬ努力が、素晴らしい実を結びました。成果を喜び、そしてまた更なる高みを目指して研鑽を積んでください。このたびの表彰という栄誉は、皆さんの努力の賜物であることはもちろんですが、部長先生、監督、コーチ、そして多くの仲間の協力があってこそのものだと思います。その方々への感謝の気持ちもどうぞ忘れないでください。

同志社の徽章である3つのクローバーは「知・徳・体」を表しており、全人格教育は本学の目指すべきところです。学術研究と共に、課外活動であるスポーツにも真剣に打ち込んでこられ、表彰対象となった皆さんはそのロールモデルでもあります。それは名誉なことであると同時に、他の学生からその一挙一動が注目されるという責任にもつながります。同志社大学の代表としての気概と誇りを持って、今後の学生生活を送っていただければ幸いです。改めまして、この度はまことにおめでとうございます。

同志社大学 学長 植木 朝子

 

祝辞

2020年度『表彰クラブ・アスリート一覧』発刊にあたり、今年度の大会において素晴らしい成果を収めた選手、団体、指導者、関係各位のみなさまの栄誉を称え、心よりお慶び申し上げます。おめでとうございます。

新型コロナウイルス感染拡大のため、競技によっては大会の開催すらままならない状況のなか、みなさんの活躍は、同志社でスポーツをする多くの仲間たちをきっと勇気づけたことでしょう。仲間たちの思いも合わせ、自らの成し遂げた成果にどうぞ胸を張ってください。そして、大会の開催を実現してくださった関係者のみなさんに、あらためて感謝の意を深くしてくださいますように。

成果が出た人出なかった人、成果を出す機会を得られた人得られなかった人、いずれの場合でも、我慢を強いられた一年だった思います。今回表彰されるみなさんも、心がすっかり晴れ晴れとするような機会はあまりなかったことでしょう。臥薪嘗胆(がしんしょうたん)、次に機会を得た際には雌伏の時を吹き飛ばすような準備を、継続して行ってゆきましょう。ここで顕彰されるみなさんの栄誉が、大いなる次へのステップでありますように。

末筆になりましたが、スポーツユニオンのみなさまによる、日頃からの学生たちへの多大なるご支援に御礼申し上げます。誠にありがとうございます。同志社スポーツに関わるみなさまのご健勝を祈念いたします。

学生支援機構長・学生支援センター所長
下楠 昌哉

祝辞

2020年度同志社スポーツユニオン特別表彰の対象となった学生諸君、まことにおめでとうございます。立派な戦績を残されたこと、心よりお祝い申し上げます。また、優秀監督として表彰される指導者の皆さまにもお喜び申し上げますとともに、平素のご指導に対して深く感謝する次第です。どうもありがとうございます。

学生諸君にとって、今年度は、当たり前に練習し、当たり前に試合をすることが、実は当たり前ではないことを実感した1年だったと思います。周囲の人たちの力添えや整った活動環境、そして何より、健全な社会情勢が保たれてこそのアスリート生活であることを感じずにはいられなかったことでしょう。そのような中で素晴らしい成績を達成できたのは、これまで以上に自分を律し、粘り強く状況に対応したからであり、そのような諸君を同志社人の1人として誇りに思います。

日本は地震や風水害など巨大災害の多い国であり、新たな感染症に席巻されることがこれからも起こるでしょう。取り組んでいる事業の継続が難しくなるような局面にも出会うはずです。そのようなときでも、難しい状況の中で優れた成果を得た今年度の経験は貴重な糧となるはずです。これからの一層のご発展を祈念します。

同志社大学 体育会長
中谷内 一也

祝辞

2020年度は新型コロナウィルス感染拡大により、本学の体育会学生たちが長い期間練習することができませんでした。それでも早期の大学側のご理解と対応により、7月から制限付きではありますが、何とか練習を再開する事が出来るようになりました。また8月、9月とそれぞれの競技の大会も開催されるようになり、全国大会(インカレ)にも出場ができるクラブもたくさんありました。とは言え例年のような練習ができているわけではありませんでしたが、各クラブで短い練習時間での成果を十分に上げられたのではないかと思っています。

この度、表彰されるクラブの皆さんはこのような社会状況の中、関西地区での優勝、全国大会での上位入賞をされた素晴らしいアスリートの皆さんです。このような中で本気で練習をしたことは一生忘れることはないでしょう。当たり前に大学に通い、練習できていたことの大切さも身をもって経験できた事だと思います。

2020年の東京オリンピックも延期となり、多くのアスリートが困惑した年でもありました。今こそスポーツの持つ力を発揮し、人々に勇気と感動を与え、前向きに生きていく事を感じさせられるときだと思います。来年こそは皆さんとともに祝勝会が開催される事を祈念してお祝いの言葉といたします。

同志社大学体育会
監督会 幹事長 樋口浩三

 

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