【関東同志社スポーツユニオン】総会 10月29日 於・神保町学士会館
200名近くの体育会OB・OGが一堂に会し行われた第14回関東同志社スポーツユニオン総会。来賓の八田英二総長・理事長、松岡敬学長、北川雅章副学長、沖田行司教授から講演された山岳部OBの仙田様まで、数世代にわたる方々が同志社大学体育会について思いを共有した。
ユニオン幹事長の八木様からはユニオンの活動報告が行われた。関東で行われるラグビーをはじめとした体育会の試合観戦に毎年行き、同志社の活躍を見守っていることが分かった。懇談会のときには、ユニオンの方からより早く試合の詳細を教えてほしいという要望を受け、関東の試合が決まり次第ユニオンの方へ連絡することが決まった。その他、ユニオンからも体育会に向け様々な支援を行っていることが分かった。私たち同志社アトムにも理解を示してくださり、定期購読の勧誘の時間をいただいた。また率先してアトムを宣伝してくださるなど、感謝の気持ちでいっぱいだった。
第二部の仙田様の講演では、世界で活躍する同志社体育会OBの貴重なお話を伺うことができた。もともと登山のためにネパールに複数回訪れていた仙田さんたちは、地震が起きて以降、実際に被災地に赴き、支援を行ってきた。崩壊した校舎も、校友会からの支援もあり耐久性のある新しい校舎へと生まれ変わった。震災以降仙田さんを中心としたメンバーがスムーズな支援を行ったことで、成し得たことだった。2015年、現役部員のみでヒマラヤ山脈のアイチェンに登頂するなど、学生の頃から活躍していた仙田さんであるが、活躍の場を登山から発展させ、世界の人々を救う姿には心を打たれた。また、アトムとしても体育会の現役部員だけでなく、仙田様のようにスポーツを通して今もなお功績を残す方々についても焦点を当て、特集していきたいと思った。
第三部の懇親会後には全員で輪になり、同志社カレッジソングと応援歌を歌った。卒業後半世紀以上経つ方々もいる中で、全員が肩を組み、声を出して歌う姿にはとても感動した。特にカレッジソングはひときわ大きい声で歌われており、ユニオンの方々の同志社への愛を感じた瞬間だった。世代を超えた方々と集い、思いを共有する場はなかなかない機会である。一期一会を大切に、今まで以上に同志社大学体育会を盛り上げ、宣伝できるように努力していきたいと思った。最後になりますが、このような会にお招きいただいたスポーツユニオン関係者の方々に感謝申し上げ、レポートの終わりとさせていただきます。
平成30年度 スポーツアトム編集局編集長 森戸尚毅