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2018年5月9日

【バドミントン部】女子部 関西春季リーグ 準優勝!

関西リーグの前哨戦である京都リーグ(4月開催)で、関西1部校の龍谷・立命館・京都産業大学に負けたことを受け、女子部緊急ミーティングを行い、今一度、競技に対する強い取り組み姿勢を求めた上で挑んだ関西リーグであったが、予選リーグで下位大学に苦戦、目標としていた昨年4位を上回る成績を残すことができるのか、暗雲立ち込める状況の中、勝負どころである決勝リーグ、関西学院大学・立命館大学を相手に素晴らしい集中力を発揮して勝利、見事、2014年秋季リーグ以来の準優勝に輝いた。

上位進出を賭けた5月3日の関西学院大学戦、最初の単2ポイントを先取され、意気消沈するかと思われた次戦、複1で藤村(商3)・貴虎(神3)組が勝利すると、この勢いのまま、長町(商2)・長丸(文情2)組が、ファイナルゲームにもつれる大接戦を制すると、最終の単3では、プレッシャーのかかる中、主将の貴虎が彼女らしいプレーで勝利、3-2で逆転勝利を収めた。
翌4日の最終日は、単独2位を賭けた大一番。京都リーグでは、1-4で惨敗した立命館大学戦。単のエース、長町が気力溢れるプレーで単1に先勝、続く単2で貴虎が敗れるも、複1の長町・長丸が、関西でトップクラスの相手複をファイナルゲームで制すると、藤村・貴虎が昨日に続く積極的な攻撃と見事なまでの集中力で相手を圧倒して2-0で勝利、見事3-1(最終日打切り)で立命館大学に勝利、準優勝を勝ち取った。最終2戦の複4試合が勝利を導いてくれたが、まるで1年間分のスマッシュを打ち尽くすような無心の攻撃で、最後までスマッシュを打ち続けた。この勝ち方は、実際にその試合を戦った選手はもとより、ベンチで応援した選手を含め、共に大きな経験となった。

単の大黒柱として各校のエース級に勝ち続けた長町(商2)は、絶対的チャンピオン校である龍谷大学からも単で2ポイントを挙げるなど、期待通りの活躍をしてくれた。また、複で高い能力を有する藤村(商3)は、実力を発揮できないままリーグ戦に突入したが、最後の2戦で2勝、必死のスマッシュが彼女の本当の実力を自分の力で呼び戻したことは大きな自信になった。貴虎(神3)も慣れない複で、藤村と見事な連携を披露する一方、単でも活躍してくれた。長丸(文情2)は、今季が本格的なデビュー戦であったが、特に複で強打を中心に非凡な能力を発揮してくれた。その他、調子の上がらない苦しい時期に、複では辻(スポ健4)・木村(文情4)、単では、藤元(商4)が勝利に貢献、松本(スポ健3)・角田(スポ健3)・永原(文情3)もリーグ戦デビューを果たすなどチーム一丸で掴んだ準優勝であった。

この準優勝で、名実ともに優勝を狙えるチームになることができた。しかしながら、関西学院・立命館・武庫川女子・天理・京都産業大学などの実力は拮抗しており、秋季リーグも予断を許さない状況が予想される。全勝でチャンピオン校である龍谷大学に挑めるよう、各自が勝因と敗因を分析し、自主的かつ真剣にバドミントンに取組み、今度は「優勝」の涙を流してもらいたい。

同志社大学体育会バドミントン部
女子部監督 村尾 勉

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