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2018年12月18日

【フェンシング部】里衣、全日本選手権大会 念願の初優勝、本当におめでとう!

試合当日、私はグローブ座で必死に応援していました。相手が京都の高校生ということで、逆にプレッシャーがかかったと思います。しかし、見事に勝ってくれました。その勝利の瞬間、思わず、日本一になった里衣を見て私は、涙が出ました。

山田里衣は大学4回生の時、無我夢中でインカレ個人優勝しました。その後、いったん教員となりましたが、リオ五輪挑戦のために上京しました。五輪出場の夢は叶いませんでしたが、再び東京五輪を目指し、今回の全日本初優勝は、正に同志社の誇りです。

過去を思い出すと、同志社での4年間は決して恵まれた環境ではありませんでした。部員が一時女子4人になったこともありました。それでも山田里衣はいつも「勝てないことは、環境が悪いからではない」と、貪欲に毎日練習に取り組む姿には感銘を受けたものです。卒業してから、なかなか、結果が出ないときも、常に自分で考え、問題意識を持ち克服していくというのは、同志社で培った4年間があったからこそだと思います。卒業時、私に送ってくれた寄せ書きに、自分のことを”遅咲フェンサー”と書いてくれました。これからもっと大きな花を咲かせてくれるでしょう。

これからは、東京五輪という、大きな目標に向けて精いっぱい戦ってくれると確信しています。同志社関係者の皆さま、どうか応援よろしくお願いいたします。

©竹見脩吾 ©公益社団法人日本フェンシング協会
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フェンシング部監督 福﨑 諭

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