同志社大学野球部OB会主催の楽天新監督・平石洋介OB(H15卒)の激励会が1月13日(日)、グランドプリンスホテル京都で開催されました。平石OBの新たな門出を祝おうと硬式野球部OBや大学関係者ら約150人が集いました。
読売テレビアナウンサー平松翔馬OB(H27卒)の司会により、平石OBの38年の半生を映したVTRが最初に流されました。伝説の試合となった延長17回を戦ったPL学園vs横浜戦での活躍、懐かしい同立戦の映像に会場がひと盛り上がりし、平石OBが登場しました。実行委員長 和歌清史OB(H16卒)の挨拶に始まり、同志社大学 学生支援機構長上田雅弘様、同志社スポーツユニオン会長豊原洋治様よりご祝辞を頂戴しました。
楽天入団時の監督でもある田尾安志OB(S51卒)からの花束贈呈後のスピーチでは、「先輩として1つアドバイスを言わせてもらえば、1年でも長く監督としてユニホームを着てもらいたい。そのためには、嫌でもオーナーの言うこともちょっとは聞いた方がいい。」と会場を笑わせてくれました。
記念品贈呈をした同期の澤井芳信OB(H15卒)からは、「現役を引退した時から、平石はいずれ監督になると思っていた。」と大学時代からの変わらぬキャプテンシーについて紹介がありました。
同志社大学体育会長沖田行司様による乾杯のご挨拶の後、会場は和やかな歓談の場となり、久しぶりに再会したOB・OGが想い出話に華を咲かせていました。
懇談の後には、高校、大学の先輩でもある片岡篤史OB(H4卒)、宮本慎也OB(H5卒)からのビデオメッセージに続き、会場の同世代の歴代主将や、高校、社会人時代の恩師から、平石OBの野球への変わらぬ情熱が伝わるエピソードの紹介と共に、激励の言葉が続きました。また、チアリーダーOGによるパフォーマンスでは、飛び入りで多くのOBも壇上に上がり、「平石China」に会場総立ちで盛り上がりました。
平石OBからの謝辞では、「現役生活7年間で私はほとんど成績を残していません。去年は特に東北楽天ゴールデンイーグルスは最下位に落ちました。しかし、指導者のお話をお受けして私はもう覚悟はできています。やるからには日本一を。チームの選手、私の姿を見て皆さん何か感じていただけるものがあればいいなと思います。」と力強い決意を述べました。
宴の最後に、同志社大学野球部OB会長上野山善久OB(S59卒)からは、平石OBの活躍が現役にとっても大きな励みになると激励し、東北楽天ゴールデンイーグルスの飛躍を祈念すると共に、硬式野球部の今シーズンへの期待を込めた閉会の挨拶となりました。
硬式野球部OG・同志社スポーツユニオン編集局 三上明子
写真協力:同志社スポーツアトム編集局