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2019年6月7日

同志社大学名誉教授 田淵和彦先生が「瑞宝中綬章」を受章

5月21日に発表された春の叙勲で、同志社大学名誉教授・同志社大学体育会監督会常任顧問 田淵和彦先生が世界のスポーツ界、大学教育での長年のご功績を称えられ、このたび栄えある「瑞宝中綬章」を受賞されました。心から御祝い申し上げます。

田淵先生は同志社大学商学部に入学後フェンシングを始められ、1960年卒業、その年開催されたローマオリンピックに出場され活躍されました。その後、同競技の強化指定選手として2年間フランス国立スポーツ研究所へ留学、競技力を高められ、1964年に東京オリンピックに出場、男子フルーレ団体4位入賞という輝かしい成績を残されました。

その後、田淵先生は指導者として常に「どうすれば強くなれるか」を探求され、科学的観点からフェンシング競技の研究を重ね、後進の育成に尽力され、同志社大学では多くの優秀な選手を育て、多くのオリンピアンを輩出されました。その中でも太田雄貴氏は2008年北京オリンピック個人銀メダル、2012年ロンドンオリンピック団体銀メダルと日本のフェンシングの歴史を塗り替え、現在は公益社団法人日本フェンシング協会会長、国際フェンシング連盟副会長として日本フェンシング界を牽引されています。

田淵先生の今後ますますのご活躍と引き続き同志社スポーツ後進へのお導きを何卒宜しくお願い申し上げたいと存じます。

同志社スポーツユニオン会長 豊原 洋治
理事長 藤原 卓也

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