2019年10月10日
ドーハ世界陸上 田中希実(スポーツ健康学部 2年次) 5000m14位 大健闘
3日に行われた予選を自己新記録の15分04秒44で見事通過した田中は、6日の決勝では先頭には離されながらも他の選手を利用しながらペース配分で、日本歴代2位、五輪標準記録突破の15分0秒01をマークして14位となった。
昨年、スポーツ健康学部に入学したが、駅伝を主体とする関東、関西強豪の大学を選択せずにまた、陸上競技部に所属せずトラック競技を主体にコーチの父・健智さんと二人三脚で練習を励んでいる。週数回、京田辺校地の陸上競技場でもトラック練習を行っている。
昨年は3000mでアジアジュニア選手権、U20世界選手権に優勝し、またクロスカントリー日本選手権(8キロ) にも優勝している。今年の6月に行われた日本選手権5000mで4位となりドーハ世界陸上に選出された。
今回の世界陸上で5000mの五輪標準記録を突破したが、来年の東京オリンピックに選出されるには、国際陸連が指定する国際大会・国内主要大会に入賞し、世界ランキング上位(20位以内が目途)に入ることが必要となる。
東京オリンピック出場を目指す同志社アスリートに、同志社OB・OGから応援していきたい。
陸上競技部OB 増田泰彦