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大学からの応援メッセージ
2022年8月29日

応援メッセージ 2022年

応援メッセージ(植木学長)



同志社スポーツユニオンの皆様におかれましては、在学生への物心両面にわたる支援をはじめ、同志社スポーツの振興と発展のために日々熱心な活動をされておられますこと、教職員を代表して深く感謝申し上げます。

同志社の創立者新島襄は「智識あり品行あり、自ら立ち自ら治るの人民、いわゆる一国の良心とも謂う可き人々」の育成を目指して、1875年に同志社英学校を設立しました。あらゆる分野において、世界に通じる人物を輩出するのが本学の目標です。同志社の徽章・三つ葉のクローバーが知・徳・体を表しているとおり、本学が目指す教育目標達成のために、学生スポーツの発展は欠かせないものです。日々の競技活動の中で、学生たちが同志社精神を忘れることなく、この新島の願いを実践していくことを願っています。

同志社大学では、同志社創立150周年記念事業(大学建設事業)として、スポーツコンプレックス事業を進めています。一つの建物に複数の室内競技場等を併設した複合多目的スポーツ施設の建設により、京田辺キャンパスのスポーツ環境を改善し、競技力の向上はもちろんのこと、学生の正課教育および正課外活動を充実させ、教職員・卒業生・地域住民すべての健康維持・向上への貢献、キャンパス全体の活性化を目指しています。ぜひご期待ください。

今後とも同志社大学へのご支援、ご協力を切にお願い申し上げるとともに、同志社スポーツユニオンが今後益々発展し、これからの学生たちに末永く受け継がれることを祈念しております。

同志社大学
学長 植木 朝子

コーナーからの立ち上がり(中谷内副学長・学生支援機構長)



自動車レースの醍醐味はメインストレートでの爆走にありますが、その成否を決定づけるのはそれまでのライン取りであり、特にコーナーからの立ち上がりがとても重要です。学生スポーツにおいても、いよいよコロナ禍という角度のキツいコーナーからの立ち上がり部分にさしかかってきました。現役学生の皆さんは、今こそゴールまでのコースをしっかり見据え、メインストレートを最速で駆け抜けられるよう、慎重にクラブ活動に取り組んで下さい。コーナー途中で焦ってアクセルをベタ踏みし、車体がスピン、コースアウト、などとなってはこれまでの我慢が報われません。

皆さんを応援する同志社関係者一同にとっても、全面的に有観客、声を出しての応援ができるようになる日々が近づくのを感じてワクワクしています。白熱した展開の中で「若草萌えて」を絶唱し、勝利を喜びつつカレッジソングを激唱することを楽しみにしています。

進め同志社!勝て同志社!

副学長・学生支援機構長
中谷内 一也

応援メッセージ(植田体育会長)



同志社スポーツユニオンにおかれましては、常日頃からOBOGと現役生を繋ぐ架け橋としてご尽力賜り深くお礼申し上げます。現役生には体育会に所属しているアスリートとスタッフだけでなく、一般の学生も含まれています。この意味からも、スポーツを通じて同志社が一体化することに大きく貢献していただいていることに心より感謝を申し上げます。

全国あるいは海外に居住されている卒業生の方々にとって、現役アスリートの活躍を見ることは大学時代を懐旧するとともに、改めて同志社で学んだ者としての誇りを再確認できる機会として位置づけられます。また、体育会に所属していない現役生にとっては、同じ学び舎で時間を共にしている友人が、厳しい鍛錬に裏打ちされた肉体で戦いに挑んでいる姿を見ることは、敬意を表すると共に勇気が与えられる瞬間でもあります。さらに卒業後、プロや社会人として高いレベルでご活躍されているOBOGの姿を見ることによって希望と感動を覚えます。

さらに、同志社スポーツユニオンの特徴として、多くの方々が各競技において組織運営の重責を担ったり指導者としてご活躍されたりしています。これは、各自の競技能力が優れていたことに加え、チームマネジメントや練習方法を常に意識して、主体的に思考と分析を繰り返しながらスポーツ活動を展開してこられた証でもあります。そして、自らを律し、厳しい課題に問題意識を持って向かっていく姿勢は、現在の同志社体育会の精神に繋がれていますし、同時に今後も同志社の知的財産として継承させていかなければならないものと肝に銘じています。

4月より、同志社体育会長を務めることとなり、歴史ある同志社スポーツユニオンの皆様方と交流が持てることをとても光栄に思っています。お互いに協力して、現役生がキャンパスで有意義な時間を送り、新たな歴史を築いていくことのお役に立てればと願っています。また、同志社スポーツの魅力を現役生に伝えることができるよう、様々な機会を通じて発信していく所存です。同志社スポーツユニオンのさらなるご発展を祈念しています。

同志社体育会長
植田 宏文

応援メッセージ(下楠学生支援センター所長)



平素より本学体育会学生のために物心両面でのご支援、誠にありがとうございます。
学生たちが諸先輩方からのお力添えに感謝の心をもって毎日の活動に邁進していることを願ってやみません。

小職が学生支援の職務に携わるようになり、2022年度にて三年目を迎えました。この二年は文字通りコロナ禍との戦いであり、それは学生たちにとっても、支援する側にとっても、スポーツ活動だけでなく日々の生活全般における戦いの日々であったと思います。まだ油断はできないものの、各々の競技において大会が再開されるようになりました。躍動する学生たちの姿を目にし、嬉しい結果であれ悔しい結果であれ、そうした報せに触れる日々には、やはりこれ以上ない喜びを覚えます。

このコロナ禍の影響の影に隠れがちではありましたが、この二年間は課外活動に対する大学での正課外活動への支援が古き良き時代の伝統から、明文化されたコンプライアンスを遵守する体制に変革が進んだ時期でもありました。これまでのやり方に大きな不備があったというよりも、時代に合った形で責任の所在を明確にし、学内の規定類の整備点検を行う作業が中心でありました。幸い、各種規約・規定を順調に制定や見直しを行うことができました。みなさまから頂戴しました多大なるご協力とご尽力に、この場をお借りしましてあらためて御礼申し上げます。

同志社に着任してすぐ、同志社の体育会の活動は学生たちが自治自立の精神をもって行われているのだということをうかがい、大きな感銘を受けました。しかしながら近年、競技やトレーニングの高度化、扱う予算の大きさなどにより、なかなかに学生だけでクラブ活動を運営するには難しい局面もあるようです。とはいえ、やはり正課外活動の活動主体は学生でなくてはなりません。学生支援センターにおいては、接点である体育会本部とスポーツ支援課との連携をより一層堅密かつきめ細やかなものにしてゆきたく思っております。各クラブにおかれましても、学生の自治自立の精神を涵養するような活動が益々興隆いたしますことを祈念しております。なにとぞ、みなさまの知見とお力をもって、学生たちをお導きください。

末筆になりましたが、スポーツユニオンの益々のご発展とみなさまのご健勝をお祈りし、擱筆させていただきます。今後ともご指導ご鞭撻のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

学生支援センター所長
下楠 昌哉

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